京都府京都市伏見区にある日本庭園。書院造り庭園にふさわしい庭である。
庭園は、安土桃山時代の華やかな雰囲気を今日に伝える日本庭園として貴重なものであり、1952年(昭和27年)に国の特別史跡および特別名勝に指定されている。
豊臣秀吉が自らが基本設計を行ったものである。醍醐の花見が終わった4月から始められ、その年の8月に秀吉が死去した後は義演の指導のもとで続けられた。義演は秀吉の基本設計をもとにさらに構想を発展させ、また当時一流の庭師を作庭に参画させた。
作庭は義演が亡くなる1624年(元和10年)までの27年間にわたった。
≪出題分野≫
原論:日本の庭園
≪関連用語≫
書院造り
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